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旅路
3月29日、地元から新幹線を乗り継いで福島県二本松駅にやってきました。
昔ながらの癖で、集合時間の1時間以上前には目的地に着くようにしています。
二本松駅からJICA二本松訓練所、通称NTCまでバスを利用するのですが…

なんと平日3本のみ!
休日は8時6分発が加わって4本です。
集合時間が確か17時過ぎだった気がするのですが。
当時と微妙に時刻表が変わっているかもしれませんが、私は15時23分のバスに乗りました。
そのバスで同じ技術補完研修を受ける第一同期を見つけました。
彼も数学教育。
自分より1歳年下で、グアテマラ派遣の人でした。
NTCに着いてしばし待機し、次の二本松駅16時23分発のバスから3人NTCへ来られました。
もう一人、同じ理数科教育研修を受ける人がいたのですが、
その彼は福島県在住だったので車送迎で到着。
自分含めて計6目名(数学教育4名理科教育2名)、
技術補完研修に臨むことに。
初日はNTCの使い方を教えてもらい、食事がてら自己紹介を。
色んな年齢、色んなバックを抱えていました。
因みにNTCに入所される方。
最初の数日はNTCの中を迷うと思います。
あれ、あの講義の部屋どこだったっけなー(;´・ω・)
研修開始
翌3月30日から4月4日まで研修が続きます。
研修を担当してくださる先生は何と、
協力隊2次試験、技術面接の試験官でした。
(実は初日、見たことある人だなーくらいの記憶だったのですが、後に言われて気づきました。)
初日は「理数科教育の課題」や「生徒主体の授業」についての講義、
更に指導案の書き方も教わりました。
翌日からは実際に指導案作り。
合間に授業演習を参観したり、元理数隊員から話を聞くなど徐々に授業の現実味を帯びてきます。
そして4日目、ついに実際に授業します。
15分だけの授業ですが、6人全員緊張です。
ほかの5人+先生の前で実際に授業を行います。
どうやら私は、初日は連立方程式についての授業をしたようです。
今更ながら、初回にそれって結構難しくないか(笑)?
x+y=9と3x+2y=18の方程式らしいのですが。
多分みかんとリンゴみたいな例を使ったのかな?
いくら指導案を練っても思い通りにはいかないですね。
これを毎日されている学校の先生方には感服します…。
この授業、やる側はとてつもない緊張ですが、受ける側は楽しいです。
研修の先生からのお達しで
「授業を受ける側、君たちは『途上国の中学生』なんだから、頭のいい回答をするんじゃないよ。」
と。受ける側はどれだけふざけた回答をするか大喜利みたいになる場面も(笑)
「ただ、わからないから先生に暴言吐くとか部屋を出ていくとかの授業崩壊はするな」
と当然の釘差しはされました。
過去にいたのかな…?
5日目
この日も授業演習です。
確か、この日は4日目と同じ内容を行ったのでは?
前回からの反省点、という感じだった気がします。
因みに15~20分の授業を6人しかしないのに、あとの時間何してるのか、という疑問があるかもしれませんが。
ずっと指導案作りをしています
もくもく作業をしたり、先生に見てもらったり、
仲間に「ちょっと授業やるから見ててよ」と言ったり。
6日目最終日
この日は一人30分くらいの授業をしていた気がします。
私は三平方の定理の授業をしたみたいです。
しかも「三平方の定理の逆」
(a^2+b^2=c^2が成り立てば、その三角形は直角三角形)
いや、ホントなんて授業チョイスしてんだ(笑)
難しすぎだろ(;´・ω・)
確か当時ほかの人からも「めっちゃレベル高い授業するじゃん」って言われてました。
で、この授業、当時提出したレポートを見てみると
まぁボロボロだった見たい
思わぬ質問がたくさん出てきたそうな
そりゃそうだよな(´▽`)
6日間、途上国の教育体制について、授業についてを学んだ研修でした。
別れは突然(でもないけど)
この理数科研修は毎日9時から18時までです。
夜は共同スペースみたいな箇所で、6人そろって授業案の作成・授業準備を行っていました。
研修担当の先生は
「夜に授業案を作るなんてしちゃだめですよ!夜はみんなと話す時間ですよ!」
と、それ先生が言うセリフか?という発言をされてましたが、
流石にそれを真に受ける人は悲しいことにいませんでした。
でも話しながら消灯時間(22時半)まで授業計画を練っていたのはとてもいい経験でした。
6日目、最終日の授業が終わると先生+研修生2人は大急ぎで支度。
なぜかというと、バス
先生は当然帰らなければいけないのですが、
研修生2人はこの後駒ケ根の訓練所へ移動しなければいけません。
私と他3人は引き続きNTCで語学訓練が待っています。
任国(地域)が違うと訓練所が異なります。
さて、NTC発のバスの時刻表派というと…

18時5分が最終!
最後バタバタしていましたが、6人+先生でNTCの前で記念写真。
当時を懐かしみながらその写真を眺めています、今。
一期一会
結局、研修最終日に別れた同期2人とは直で会うことはなかったですし、
おそらくこれからもないかもしれません。
片方は、帰国後の報告会でオンラインで会いました。
向こうは私のこと覚えていてくれたみたいです。
またNTCに残った、私以外の3人のうち、
2人は語学訓練中もそれほど話す機会はなかったですし、
赴任してからの連絡も取っていません。
(片方は1回だけFacebookでポストに対してリアクションしてくれた気が…)
残りの一人は、同じ任国同じ職種だったので、
何かと話す機会はありましたし、赴任してからもたまに相談に乗ってくれてました。
が、結局任期が終わると話す機会もなくなりましたね。
たとえ会うことはなくても、あの6日間一緒に過ごして授業案を考えてくれたのは
とてつもなく代えがたい思い出です。
5人とも元気に過ごしているかなーと感慨を覚えながら、
技術補完研修の話を終わろうと思います。
今回は技術補完研修にフォーカスを当てているので同期登場人物は5人だけですが、
当然これから70日間一緒に過ごす同期がたくさん出てきます。
その数約180名
どんな訓練内容だったか、またいずれ記事に

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