管理人のタツです。
前回、1次試験(書類選考)と2次試験(面接)を見事クリアしたことを記事にしました。
今回は、私にとってある意味超難関だった技術補完研修をお話しします
技術補完研修とは
まず大前提ですが、面接にクリアしたからと言って協力隊員になれるわけではありません。
その段階ではいわゆる「訓練生」です。
訓練生として、JICAの訓練所に入所します。
私の場合は二本松で、同期(同じ隊次)に約180名いました。
つまり、180名の訓練生と一緒に二本松で70日間過ごします。
訓練所で、主に語学訓練を筆頭に、様々なこと(安全講習、ワークショップ等)を教えられます。
さて、本題の技術補完研修ですが。
訓練所に入る前に
「あなたはこの職種に応募したけど実務経験がないから研修を受けなさい」
というお達しが面接合格と同時に伝えられます。
この技術補完研修の形態はさまざまです。
二本松・または駒ケ根訓練所で行われることもあれば、
実際に現場に行って経験を積んでくることも。
因みに、訓練所入所までに研修が完了できない場合、
訓練に参加できません。
さて、どんな研修があるのでしょうか
学校で実際の現場を体験
私の場合、2種類の技術補完研修を受けなければいけませんでした。
そのうちの一つが、学校で経験を積む(研修名あった気がしますが、忘れてしまいました)。
これが…とても大変だった(;´∀`)
なにが大変か。
そもそも私は教員免許を持っていないため、この研修が課せられています。
おそらく新卒でも教育実習を行った人はこの研修は必要ないかもしれません。
さて、ここで当時私の状況を整理
①2月半ば、面接合格の通知が来る
②学校経験を積む技術補完研修を10日間受ける必要がある
③もう一つの技術補完研修は3月25日に始まるので、遅くとも22日までには終わらせる必要がある
余裕期間が1カ月しかない!
合格通知が届いた日、院の担当准教授に喜んで合格の旨を伝えました。
その後、技術補完研修を行うために学校へ出向く必要があり、
当然学校へ電話しなければいけません。
とりあえず母校の高校へお電話
教頭先生が対応してくださりました。
「そんなの常識的に考えて、急に対応できるわけないでしょ」
そりゃそうだ。
「教育実習を受ける子たちだって、何カ月も前から…」
はい、仰る通りです。
終始怒られていました。
当然断られました。
最終的に「本日はお忙しい中対応してくださり…」のセリフの最中に電話を切られてしまい、
完全にやっちまったなぁと意気消沈していました。
翌日、担当准教授には「もしかしたら行けなくなったかもしれません…」と
先日と真逆の反応していました…
JICAの反応
技術補完研修時に問題がある場合はここへお電話を、というのは用意されています。
先の事情を説明しました。
結論、こういう時は助けてくれない。
電話の内容を一言で要約すると「頑張って自分で学校探して」
「技術補完受ける人の中には10校20校と電話かけてる人もいるみたいなので…」
なんか就活思い出すな、おい
学校園支援ボランティア
このままほかの学校へ電話したところで断られるのは百も承知。
どうしたらいいかわからず、とりあえず大学の就職支援の部署を訪ねました。
職員の反応としては
「そういうのは今まで相談されたことはないなー」
あ、そうなんですね。
というか、新卒で青年海外協力隊ってやっぱり珍しいものなのかなぁって
当時は考えていました。
(そんなことはないと、あとで訓練所に入所したら気づかされました)
職員「タツさん、どこにお住まいですかね?」
私「〇〇市です(県で2番目に大きな市)」
職員「○○市とボランティアで考えると、こういう制度があるんですが…」
渡されたパンフレットは○○市役所が発行しているパンフレットですが、
隅に「学校園支援ボランティア」と書かれていました。
職員「私たちもよくわかっていないので、一度ご自身で市役所に尋ねてみてはいかがでしょうか?」
もちろん伺います!!
この時点で2月の23日。
ここからとてつもない急展開です。
研修できる学校がありました。
早速お電話。
色々取り次いでもらって、なんと教育委員会指導課のかなり上の役職の方が対応してくださりました。
自分の町から青年海外協力隊を目指す若者が出てくれることがたいそう嬉しそうでした。
教「タツさん、数学教育って誰を相手にします?」
私「14~17歳くらいです」
教「なるほど、タツさん中学校ってどこ出身ですか?」
私「△△中学校です」
教「わかりました!私から校長先生に電話してみます!
もし無理そうでしたら近隣の□□中学校にも尋ねてみますがいいですか?」
私「本当にありがとうございます(´Д⊂ヽ」
数時間後、すぐ折り返し電話が来ました。
教「タツさん!母校の△△中学校、受け入れてくれるそうです!」
私「本当ですか!ありがとうございます!!」
教「後ほど、中学校に電話してみてください。
後、手続きの関係上、一度市役所においでください」
しばらくして母校の中学校にお電話。
校長先生に取り次いでもらいました。
校長「タツさん、初めまして。xxさん(先の指導課のお偉いさん)から話を伺いました。
大変だったでしょう。来てくれる日付の打ち合わせをしたいのですが」
なんですか、この優しい世界は(ノД`)・゜・。
日付は3月1日からお願いしました。
その後、教育委員へ赴き、対応してくださった職員さんと少しだけ話をしました。
本当に感謝です…。
因みに手続きは、保険です。
活動するにはちゃんと入らないとダメなそうで。
思わぬ再開
市役所の教育委員で手続きが終わり、さぁ帰るかと準備していたところ…
「タツ!!」
大声で苗字を呼ばれました。
私の苗字(タツは下の名前です)、まぁまぁ珍しいので他の人のことではないはずだし、
それにどこかで聞いたことあるよなーって思いながらきょろきょろ見回していたら。
指導課のデスクから、なんと中学1年の時の担任の先生が近寄ってきました。
突然のことに色々動揺する私。
先「久しぶりだなぁ」
私「え、先生!?何でここいるんですか!?」
先「少し前からここに移動になったんや」
教「あ、お二人って担任と生徒だったんですか!」
10年以上前の生徒が突然やってきたとはいえ、よく覚えてくれてました。
まぁ、中1の時、学級委員してたし、部活の顧問でもあってよく絞られてたので、
先生にとっては少し印象のある生徒だったかもしれませんが。
それとも、事前に私が来ることを電話の時に教えてもらっていたのか。
ともかく、少しだけ話をしていました。
先「そうかー協力隊か。立派になったな」
やめてください泣いてしまいます。
先「まぁ帰ったら、土産話してくれや」
続きます
今回は技術補完研修の内容というか、
そもそもそれ以前の話を書きました。
次回はどんな内容だったか、書ければと思います。
本当、自分は環境に恵まれてたのかなぁと今でも思っています。
もし同じ状況で詰まっている方がいらっしゃいましたら、
一度役所に尋ねてみるのもいいかもしれません。
私の場合は学校園支援ボランティアという制度がありました。
○○市と伏せていますが、一応その市のページを載せておきます。



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