MFCでテキストの読み込み&出力 1

管理人のタツです。

今回は久しぶりに少し長編(と言っても2話3話)の話を書こうかと。

タイトル通り、テキストの読み込みと出力を行います。

特にこれをやりたいと思った経緯はありません。

では早速。

画面用意

新しいプロジェクト作成します。

プロジェクト名はTextInputOutput。

アプリケーションの種類はダイアログベースに。

完了!

今回、こんな感じで作っていきます。

  1. 開いた時は、エディットボックスは空の状態
  2. テキスト読み込みボタンでテキストファイルを選択し、文字列を読み込み、エディットボックスに表示させる
  3. テキスト出力ボタンでエディットボックス内のテキストをテキストファイルに出力させる

「テキストをわざわざそこに表示させる必要なくない?直接メモ帳を編集すれば?」
と言ってるそこのあなた。

いいんですよ!!!!
簡単なテキストの読み書きだと、こんな例しか思い浮かばなかったんです!!

仕切り直し

まずはコントロール配置。

今回OKボタンとキャンセルボタンはいらないので削除しておきます。

はい、こんな感じですかね。
位置や大きさの微調整はTextInputOutput.rcで調整しておきます。

一応、各コントロールの説明

エディットボックス

ID名 : IDC_EDIT_TEXT

プロパティで以下を設定します。

  • 複数行→True
  • 戻り値が必要→True
  • 自動HScroll→True (多分初期値True)
  • 自動VScroll→True

これで、Enterで改行できます。
また、縦方向、横方向に文字をどんどん打ち込むこともできます。

テキスト読込ボタン

ID名 : IDC_BUTTON_INPUT

キャプションを「テキスト読込ボタン」としています。

テキスト出力ボタン

ID名 : IDC_BUTTON_OUTPUT

キャプションを「テキスト出力ボタン」としています。

関数追加

ボタンが押されたタイミングで呼ばれる関数を作ります。

リソースビューから、作ったボタンをダブルクリック。

TextInputOutput.cppに、自動で追加されます。

それぞれの関数に、読込処理と出力処理を書いていきます。

短いですが、区切りがいいので今回はここまで。

次回はテキストの読み込みを行います。

MFCでテキストの読み込み&出力 2
前回の記事 ファイル選択画面表示 さっそくOnBnClickedButtonInput内に読込処理を作ります。 まずは、テキストファイルを読み込むためファイル選択画面を出さなければいけません。 読込処理はいったん置いといて、その画面を出す処...

コメント

タイトルとURLをコピーしました