なぜ青年海外協力隊に? その2

説明会参加

担当の准教授から教えていただいた「青年海外協力隊」。
実は当時、私は存在すら知りませんでした。
海外系の仕事を探していたのに情報を持っていないというのは、
やはり私の検索能力と熱意がなかったことにすぎないかもしれませんが。

とにかく、なんと所属大学で数日だか数週間後に説明会があるとのこと。

もう説明会に行くしかない。

説明会は夜1時間か2時間ほど行われました。
3人のOVがそれぞれ体験をし、JICAの方が少し説明をし、質疑応答。

少し印象に残ったOVの話を紹介します。

国は忘れてしまいましたが、南米で教育関係のボランティアを行っていた女性でした。
地元の子供たちは、彼女がボランティアで働いていることに驚愕を覚え、
後日一人一つずつ野菜や果物を彼女にあげたそうです。
その後彼女はその野菜や果物をジュースにして子供たちに再配布していたそうなのですが。

当時、この話が結構印象に残り、今思えば協力隊になりたいと思える一番のストーリーだったのかもしれません。

さて、帰宅後、私がやることはただ一つ。

すでに始まっている応募に申し込みをする!!

申し込み~合格

時は2017年9月末。

すでに申し込みは開始されていました。
区分で言うと、2017年秋募集。
締め切りは11月1日。

他と比べるととてつもなく遅いスタートですが、まずは協力隊について調べる。
職種は、説明会の時にすでに決めていました。

数学教育

いや、自分がこれ選ばなくてどうすんだ。

とは言うものの、調べるうちに詰まるところはあります。

ほとんどの数学教育は教員免許が必要

そりゃ、教えるので必要なのは当たり前なのですが、
実は私は教員免許を持っていません。

しかし、教員免許なしでも応募できる数学教育がありました。

ミクロネシアだかそこら辺の島国と

タンザニア

正直国はどこでも構いません。とりあえず挑戦だ。

そして10月30日、応募書類をすべて提出しました。

30日ってすごいギリギリじゃん!ってなりますが、
確か1週間前くらいには書類は書き終えてて何度も何度も見なおしてた記憶です。

そして、1次の書類選考はパスし、2次の面接も見事受かりました。
あっさり書いちゃいましたが、これは長くなるので別記事にします。

訓練生へ

合格通知とともに送られてきた書類に書かれていたのは、
私の派遣先はタンザニア

最初は驚きましたが(どこでもいいとはいえ、タンザニアは希望3位くらいに書いてたはず)、
今となってはこの采配をしてくださったJICAの方々に感謝しています。

合格後、すぐに隊員になれるわけではありません。

「訓練生」と呼ばれる、いわゆる隊員候補生みたいな感じです。

様々な訓練(主に語学)を受け、合格後晴れて協力隊員になれます。

私の場合、それはまた一つの記事になりそうですが、
この訓練を受ける前にも一苦労ありました…

最後に

タイトルには「なぜ」と書いていますが、
私はほかの協力隊経験者のような素晴らしい理由はありません。

ただ何となく「途上国でいつか働いてみたい」という気があり、
たどり着いた先が協力隊でした。

現地に就職したり、外資系の企業で働く手もあったかもしれませんが、
当時の私には能力不足でした。

今では協力隊を選んで全く後悔はありません。

協力隊を経験し、様々な人と出会いました。

その出会いは、今もなお自分の人生の支えになっています。

もし協力隊になろうかと思いこの記事にたどり着いてきた方がいらっしゃいましたら…

「経験してみるのはいい」

とだけ私は書き記します。

当然いい思い出ばかりではなく、時には幻滅することもあります。
でも、それを上回る経験を得られるはずです。

何かの参考にできればとは思いますが、
少しずつ記事を増やそうかと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました